【業界初!ナノ銀配合フロアコーティング】 創業31年グッドライフ 東京,横浜,大阪,福岡にショールーム完備

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コラム

フロアコーティングのアフターメンテナンスが充実している業者は危険

無償保証

フロアコーティングは10年~35年と長い年月の保証期間が設けています。保証期間中に不備があった場合は当然無償で補修をしてもらえます。近年、この保証の内容を過度に付けている業者が増えてきました。「毎年1回点検にお伺いします。」こんなにアフターフォローが充実していたらお客様目線で良心的な会社だなぁと思いますよね。

 

でも、これってとても危険なことってご存知でしょうか。

 

 

無償点検が充実していると危険な理由

本当は毎年点検に来てくれないの?という訳ではありません。お客様との日程が合わなかったり、お客様自身が見に来てもらわなくても良いといった場合を除けば本当に点検で来てくれると思います。但し、施工した業者の業績が今後悪化していった場合はどうでしょう?

フロアコーティングで知名度のある会社であれば、毎日10件以上工事があります。これを一年に一度点検でお客様のご自宅に訪問するとなると、1年後は毎日10件以上の点検に行かなければいけません。2年後はいかがでしょうか?毎日20件以上の点検。3年後は毎日30件以上の点検。10年後には毎日100件以上のお宅に点検に行かなければいけなくなってしまいます。工事件数が右肩上がりだから大丈夫と説明する会社もあるかもしれませんが、たとえ工事件数が右肩上がりでもそのつけは翌年以降に回ってきます。

 

※業績が右肩上がりの会社でも

この点検に売上が立てば会社として成り立ちますが、点検では売上げがありません。なぜなら契約時に無償でお伺いするとお客様と約束をしているからです。毎日100件以上のお客様宅にただ働きに行く会社は成り立ちますでしょうか?フロアコーティングの点検にお伺い出来る件数は一人3~5件になります。毎日100件のお客様宅にお伺いするにはアフターメンテナンス部として30人以上の人員を確保しないといけません。しかもこの30人はフロアコーティングを熟知している熟練の職人に限ります。フロアコーティングを熟知している職人を30人以上雇うと毎月1,000万円以上は経費で掛かるでしょう。改めて言いますが、この方たちの仕事内容は無償で点検をする人員です。売上げは一切ありません。

 

ビジネスモデルとして他業界では

最初に売上げが立って、その後数年にわたって保証をするビジネスは他業界でもありました。

賃貸物件の保証会社
賃貸物件で保証人代行を行っていた株式会社●●●●●。こちらの会社は「毎年の更新料なし、初期費用のみ」というプランを打ち出しました。入居者にしてみれば長く住んでも、保証人代行会社に更新料を払わなくて良いので頼みやすくなりますよね。こちらのプランが好評で保証人代行の業界でシェアを増やしていきました。ところが、想像以上に家賃を滞納する方が多く最終的には倒産しました。当然被害を被ったのは、保証人代行会社がいるから入居審査を通した大家さんになります。大家さんはこの会社が倒産した後も保証人なしの入居者に部屋を貸し続けることになってしまいました。(賃貸においては、入居者の権利が強いのでなかなか契約解除はできません)今の保証会社の業界は保証人代行会社に毎年更新料が発生する会社しか残っていません。

家電の延長保証
家電においてメーカーが付けている保証を10年に延長できる、家電の延長保証。ネット販売などでシェアを占めていた株式会社●●●●●●●●。家電は1年間故障が無ければ長く使えると言われています。1年目の故障はメーカー保証が付いているので、実質2年目からの保証になるため、保証に係る経費はあまり出ませんでした。ところが、家電は5年目以降になると故障し始めます。家電は5年も使えば所々壊れてきますよね。最後の方は、お客様に保証の範囲外の故障ですと説明し、追加で費用を取る始末でした。何のための延長保証料だったのでしょうか。

どちらの会社も業界大手だったので、倒産のニュースを見たときは衝撃を受けました。

 

製品の保証する為には

長期にわたって製品の保証をするという事は、10年後20年後も会社が存続していなければ出来ない事です。10年後20年後のことなど考えずに何でも「毎年点検に行くので安心ですよ。」と言えば、どんなに営業は楽になるでしょうか。アフターサービスで定期訪問をする会社(業界では中堅どころの会社が多いです)が増えてきたのはここ数年になります。5年後、10年後にその会社が点検に来てくれるのか、はたまた倒産していないか心配です。

 

フロアコーティング会社が倒産するとどうなる?

フロアコーティングの会社が倒産すれば当然、今後の保証は一切なくなります。問題はそれだけではありません。一番の問題は補修が出来なくなる事です。フロアコーティングは会社ごとに違う液剤を使用しています。同業他社に部分的な補修をお願いしても、同じ液剤を使用できないので、補修部分が継ぎはぎのようになってしまいます。見た目が悪くなるので全面塗り直しにした場合、その費用は誰が負担することになるでしょうか?元々の業者の施工不備だから、元々の業者に負担してもらいたいですよね。でも元々の業者はすでに倒産しています。結局全面塗り直しを依頼したお客様が費用を負担する羽目になります。

 

会社が保証すべき正しい内容は

保証すべき正しい内容は、お客様の要望にあった内容かどうかという点です。お客様が困って来て欲しいというのであれば、商品を販売した責任としてお客様のお宅にお伺いするのは当然です。困ってもいないのに来てもらう事になんの意味があるでしょうか?住宅の点検はお客様が気づかない見えない損傷が見つかる可能性もあるので良いですが、フロアコーティングにおいて、損傷があればお客様自身で気が付くものです。目先の売上を上げるために未来の出来なくなる約束をする会社には気を付けて下さい。