
フロアコーティングの失敗については、実は事前の知識でほとんど防げます。
というのも、失敗の原因は「施工品質」「保証範囲」「業者選び」の確認不足に集中しているからです。
たとえば「30年保証と聞いていたのに、物を落とした傷は有償だった…」なんて声、本当によく耳にします。
高いお金を払ったのに、これではがっかりですよね。
この記事では、よくある失敗事例5つと優良業者を見極める3つの条件をわかりやすく解説します。
もくじ
フロアコーティングで後悔?
よくある5つの失敗事例と原因

まずは多くみられる失敗例から見ていきましょう。よくある後悔は、次の5つに集約されます。
- 髪の毛やゴミの混入・塗りムラ
- テカリすぎ・滑りすぎ
- 生活傷が保証対象外
- アルコールによる変色・剥がれ
- 施工業者の倒産
施工品質の悪さ
施工前の清掃や下地処理が甘いと、ホコリや髪の毛が塗膜の中に閉じ込められたまま固まります。下地処理とは、ワックスや汚れを落として塗料が密着しやすい状態に整える作業のこと。ここが雑だと、仕上がりに必ず差が出ます。特に注意したいのは次の2点です。
- 硬化の早いUVコーティングは後からでも修正可能だが、補修した箇所はツヤが上がりやすい
- 下請けに丸投げする会社ほど品質トラブルが起きやすい
「安かったから」と飛びついた結果がこれでは、泣くに泣けませんよね。。。
思っていた見た目や使用感と違う(テカリすぎ・滑り)
UVコーティングの光沢が想像以上に強く、家具や照明が床に映り込んで「なんだか安っぽい…」と感じるケースがあります。
逆に滑り止めが効きすぎて、靴下が引っかかりつまずきそうになるという声も。
これは性能の問題ではなく、「生活との相性」のミスマッチなんです。
結論はシンプル。契約前のサンプル確認は必須ですが、一番大切なのはショールームに足を運び、実際に施工してある床を歩いて確かめることです。
生活傷が「長期保証」の対象外だった
実はこれが一番多いトラブルです。
「30年保証」とうたっていても、対象は施工不良による自然な剥がれのみ、という契約が大半。
物を落としてついた生活傷は有償補修になるケースがほとんどです。
保証年数の長さより、「何が無償になるのか」を必ず書面で確認しましょう。
アルコール消毒で白く変色・剥がれが起きた
水性タイプや安価なワックス系の中には、アルコールに弱いものがあります。
除菌スプレーをこぼしただけで白く濁ったり、塗膜が溶けたりした事例も実際にあるんです。
消毒の習慣があるご家庭は、耐薬品性の高いタイプを選んでください。
数年後に施工業者が倒産して連絡がつかない
価格の安さだけで新興業者を選ぶと、いざ補修を頼みたいときに会社が消えていた…という笑えない事態もあり得ます。
どんなに長い保証も、会社がなければただの紙切れ。
施工実績と運営年数は、地味ですが大切なチェックポイントですよ。
フロアコーティングの種類と特徴の比較表
種類選びで迷ったら、まずこの表で全体像をつかんでください。なお、費用は30㎡を基準とした目安です。
| 種類 | 費用 | 耐久年数 | 光沢 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| UVコーティング | 約16万円〜 | 20〜30年 | 強い | 薬品や水に強く、 紫外線で即日硬化 |
| ガラスコーティング | 約14万円〜 | 20年以上 | マット 控えめ |
高硬度ですり傷に強く、 自然な仕上がり |
| シリコンコーティング | 約12万円〜 | 10〜20年 | 強い | 低価格で 滑り止め効果が欲しい人向け |
| 水性(ウレタン) | 約10万円〜 | 5~10年 | 自然 | 安価だがアルコールに弱く 耐久性が低い |
UVコーティングは高光沢でグリップ力があり、薬品耐性に優れているのが魅力。紫外線で固めるため施工当日から歩け、ツヤのある光沢が好きな方に向いています。
ガラスコーティングは自然でマットな仕上がりが特徴。塗膜硬度が高く、すり傷に高い耐性があります。
シリコンコーティングは光沢が高くグリップ力も高いのが持ち味。ただしUVやガラスに比べると塗膜硬度が低く、すり傷対策にはおすすめできません。低価格でグリップ力だけを重視したい方向けです。
水性ウレタンは初期費用を抑えたい方向け。寿命が短くアルコールにも弱いので、「数年もてば十分」という方向きですね。
新築フロアコーティングは必要?
おすすめな人とやめたほうがいい人

フロアコーティングをおすすめする人
- ペットや小さな子どもがいる家庭
- 10年以上住み続ける予定の人
- 日々の掃除を楽にしたい人
滑り止め効果はペットの足腰や子どもの転倒対策になり、おもちゃの落下傷にも強くなります。
水拭きやアルコール消毒がサッとできるので、毎日の家事もぐっとラクに。
長く住むほど元が取れるイメージです。
フロアコーティングが不要・やめたほうがいい人
- 無垢材フローリングの家
- ワックスがけが苦にならない人
短期間の居住では費用対効果が合わないと思われがちですが、数年で引っ越す予定の場合でも、フロアコーティングを施すことで物件の資産価値が上がるというメリットがあります。無垢材(一枚板の天然木)の床は、塗膜が木の呼吸や調湿効果を妨げるため基本的に非推奨。自分でのお手入れを楽しめる方も、無理にやる必要はないでしょう。
後悔しない!優良業者を見極める3つの条件

保証期間だけでなく「保証範囲(免責事項)」が明確か
免責事項とは、「保証されないケース」を定めた取り決めのこと。
自分の過失でつけた傷まで無償補修の対象か、出張費などの追加費用はかかるのか。
ここは契約前に必ず書面で確認してください。口頭の説明だけで済ませようとする業者は要注意です。
下請けに丸投げしない「完全自社施工」か
自社の職人が施工するかどうかも、必ず聞いておきたいポイント。
下請け任せだと中間マージンの分だけ現場の予算が削られ、手抜き工事のリスクが上がります。
トラブル時に責任をたらい回しにされる心配も。完全自社施工なら、その不安がぐっと減ります。
ショールームや実物サンプルで体験できるか
ネットの写真では、実際の光沢感や歩いたときの滑り具合まではわかりません。
ショールームで体感できる、もしくは実際の床材でテスト塗りをしてくれる。
そんな業者は、仕上がりに自信がある証拠です。
【Q&A】
フロアコーティングに関するよくある質問

入居後や中古物件の床でも施工できる?
できます。ただ家具の移動費や、既存ワックスの剥離・洗浄作業(古い塗膜を薬剤で除去する工程)が加わるため、費用も新築時より高くなる傾向があります。
自分でDIYできる?
費用面では魅力的ですが、おすすめしません。防塵管理、温湿度の管理、ムラなく塗る技術。どれも素人には相当ハードルが高く、ゴミ噛みや塗りムラで後悔する人が後を絶たないからです。失敗しても簡単には剥がせないので、ここはプロに任せるのが賢明ですよ。
フロアコーティングのご相談は「グッドライフ」へ
業者選びで迷ったら、保証内容と実物サンプルの確認から始めましょう。
創業31年・完全自社施工のグッドライフは最長35年保証。全国5つのショールーム(新宿・町田・横浜・大阪・福岡)で、仕上がりを体感できます。
