
フロアコーティングの費用相場は、種類によって大きく変わります。
目安は3LDKでおよそ6万〜30万円。ずいぶん幅があると思いませんか?
これは塗料の品質や施工体制、依頼するタイミングで価格が動くためです。
たとえば同じ家でも、新築の入居前なら割引が効いて安く、入居後は養生や家財移動が増えて割高になります。
この記事では種類別の相場から見積もり比較の落とし穴、費用を安く抑えるコツまで一気に解説します。
読み終われば、適正価格をきちんと見抜けるようになりますよ!
もくじ
フロアコーティングの費用相場まとめ
種類別の一般的な費用相場(3LDKの場合)
| コーティング剤 | 平米単価 | 3LDKの相場 | 耐用年数 |
|---|---|---|---|
| UVコーティング | 約3,200~5,400円/㎡ | 約21〜35万円 | 20〜30年 |
| ガラスコーティング | 約3,100~4,600円/㎡ | 約20〜30万円 | 20〜30年 |
| シリコンコーティング | 約2,300~3,100円/㎡ | 約15~20万円 | 約10〜20年 |
| 水性ウレタン | 約1,500~2,300円/㎡ | 約10~15万円 | 5~10年 |
高耐久のUV・ガラスは初期費用も高め。ただ耐用年数で割ってみると、1年あたりのコストは意外と悪くありません。
なお相場は施工面積で変わります。同じ3LDKでも70㎡と80㎡では総額に数万円の差が出るため、見積もりは必ず自宅の面積で取りましょう。
同じ種類でも業者間で価格差が出る理由
同じ「ガラスコーティング」でも、見積もりは業者ごとにバラバラ。主な理由は次の2つです。
- 塗料の品質
- 人件費(施工体制)
塗料は独自開発か仕入れ品かで原価が変わり、無溶剤や水性UVなど安価な材料を使えば施工費は下がるものの、品質まで下がる場合があります。
人件費も侮れません。本来2人体制が望ましいUVコーティングを無理に1人で施工すれば、安くても質が落ちるリスクが。
安さには必ず理由がある、と考えておきましょう。
【種類別】コーティングの特徴とライフスタイル別選び方

UVコーティング(高耐久・ペットがいるご家庭向け)
紫外線を照射してその場で固めるタイプで、即日硬化するため施工期間が短いのが特徴です。光沢があり、摩擦にも薬品にも強い頼れる存在。ペットが粗相をしてもアルコールでサッと拭けて、滑りにくいので、ペットや小さな子ども、高齢のご家族がいるご家庭に最適です。
ガラスコーティング(マットな仕上がり・傷に強い)
無機系のガラス素材で硬度が高く、とにかく傷に強いタイプです。光沢は控えめで、フローリング本来の風合いを残せるマットな仕上がりが魅力。傷がついても目立ちにくいため、子どもがおもちゃを引きずるようなご家庭にもおすすめですよ。ツヤの好みは分かれるところなので、サンプルでの確認もお忘れなく。
シリコンコーティング(安価で滑りにくい)
古くからある定番素材で、比較的安価に施工でき、滑りにくさも十分です。ただ年月とともに黄ばみや部分剥離が起こるリスクがあり、再施工がしにくいのが弱点。そこを織り込んだうえで選びたいところです。
水性コーティング(安価で再施工可能)
とにかく安く、唯一「剥離して再施工」ができるタイプです。その半面、耐久性や耐水性は低め。アルコール拭きができず衛生面の維持はやや苦手なので、数年ごとの塗り替えを前提にできる方向けですね。
見積もり時に要注意!費用比較のチェックポイント

「㎡(平米)単価」と「帖(畳)単価」のマジック
ここ、本当に要注意です。「1帖◯◯円」と「1㎡◯◯円」では単位が違います(1帖=約1.65㎡)。たとえば「1帖5,000円」は1㎡換算で約3,030円。逆に「1㎡5,000円」の業者は一見安く見えても、帖単価に直すと8,250円とむしろ高額です。比較するときは、必ず同じ単位にそろえてください。
新築(未入居)と入居中の施工費用の違い
新築未入居なら、何もないまっさらな状態でそのまま施工できます。入居中は生活空間の養生(家具や壁を保護するシート掛け)や事前の下見が必要になり、作業工程が増えるぶん費用も上がります。
見積もりには載らない入居中の「隠れコスト」
- 施工日の外泊・宿泊費
- ペットホテル代
- 大型家財の移動費用
臭気対策や乾燥待ちで、施工当日は家を空けるのが基本。
ペットの安全確保にも費用がかかります。
テレビや大型テーブルの移動を業者に頼めば、その分も別料金。トータルの負担額で考えておきましょう。
フロアコーティングの費用を安く抑えるコツ

新築・入居前に施工を済ませる
いちばんの節約は、家具がなく床もきれいな入居前に施工してしまうこと。
多くの業者が「新築・未入居割引(例:20%オフ)」を用意しているので、このタイミングを逃す手はありません。
引渡し日からの逆算で、見積もり依頼は早めに動くのが吉です。
施工エリアを絞る
家全体ではなく、リビング(LDK)や廊下、玄関周りなど、生活動線で傷や汚れがつきやすい場所に絞る方法も有効です。
施工面積が減れば、費用はそのまま下がります。寝室や和室は後回しにしても、生活上の不便はほとんどありません。
複数業者で相見積もりを取る
相場を正しくつかむには、複数社の見積もり比較が一番です。
不当に高い業者はもちろん、安すぎて質の怪しい業者も避けられます。
価格だけでなく、保証内容や塗料の品質まで見比べてくださいね。
見積書の内訳が細かいかどうかも、業者の誠実さを測る物差しになります。
フロアコーティングとワックスの生涯コストを比較

定期的なワックス掛けと生涯コスト
コーティングの初期費用は、たしかに数十万円かかります。
でもワックス派には、約半年に1回の塗布の手間と溶剤費、数年ごとの剥離作業費が延々と続き、床の劣化も早まります。
30年というスパンで見れば、一度の施工で済むUVやガラスのほうが、生涯コストは安くつくんです。「初期費用の高さ」だけで判断すると、長い目ではかえって損をすることもあるわけですね。
施工後のメンテナンスは水拭きだけでOK
施工後はワックス掛けが一切不要になります。
普段のお手入れは水拭きと掃除機(ブラシ機能はオフ)だけ。
これで十分きれいが保てるので、家事の時短効果は想像以上ですよ。
注意点はひとつだけ。粘着クリーナー、メラミンスポンジ、ワックス成分入りのお掃除シートは塗膜を剥がす原因になるため使わないでください。
相場感を武器に、納得のいく見積もりを!
フロアコーティングの費用相場は、種類とタイミングで大きく変わります。3LDKなら、およそ20万〜40万円が目安でした。
見積もりを比べるときは「単価の単位」と「隠れコスト」に要注意。同じ単位にそろえて、見積書の外の出費まで含めて検討しましょう。
安く抑えるコツは、入居前の施工、施工エリアの絞り込み、そして相見積もりの3つ。生涯コストで見れば、ワックスより割安になるケースも多いんです。
相場感さえつかめば、もう営業トークには惑わされません。まずは気になる業者2〜3社から、見積もりを取ってみてください!
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